任天会からのお知らせ

去る2月24日(金)、任天会の教育アドバイザーである菊池先生の第3回目の研修がオンラインで実施されました。
今年度最後の研修でしたが、今回は「ストップモーション」という方式を実践しました。おおとりの森こども園松本園長のサークルタイム(5歳児)の映像をみながら、気になったことや聞きたいこと、「なぜ?」と思ったことがあれば「ストップ」と言い、その都度映像を止め質問をするという方式を菊池先生に教わりながら、実際にやってみました。
「ストップ」の声と共に様々な質問が飛び交い、その一つ一つに松本園長が答え、菊池先生が考察をされるという流れで、映像が数分進むのに気づけば1時間ほど時間が経っており、学びたいという職員の熱意がとても感じられました。

今回の話の中で特に印象に残ったのは、「想像してあげること」「覚えていること」が「思いやり」である、という菊池先生の言葉でした。
例えば友だちが言ったことや友だちの興味のあるものを覚えている子に対して、その子の優しさや意欲に大人が「やさしいね」と価値づけして褒めてあげると、それがまた伝染していき、クラスで温かい関係性ができる。その中で、子どもたちが「違う」ことを認め合い、「自分の意見」を安心して言い合えるクラスになっていく、ということでした。

この1年で学んだことを実践していきながら、来年度も菊池先生に多くのことを教わっていきたいと思います。

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